ブログ 

サイドバー

キャビテーション機器の「キーン」という音はなぜ聞こえる?

SaintQueen · 超音波機器のトラブルガイド

キャビテーション機器の「キーン」という音はなぜ聞こえる?

「超音波は聞こえないはずなのに、なぜ高い音がするの?」と不安になるかもしれません。一般的な動作音と、使用を中止すべきサインを見分けるためのガイドです。

まず知っておきたいこと

機器に表示された超音波の周波数だけで、使用中に聞こえる音のすべては説明できません。本体やハンドピースの機械的な振動、低い周波数の成分が室内で聞こえることがあります。また、ハンドピースが体に触れたときだけ音を感じる人もいます。 ただし、音がするから効果が出ているとは判断できません。聴覚への安全性を示す証拠にもなりません。

どんな音が聞こえますか?

気づいたこと 考えられること 対応の目安
ハンドピースから一定の高い動作音がする 公称出力が超音波でも、外装や振動子の振動が可聴音になることがあります。 お使いの機種の説明書と照らし合わせ、指定のジェルで適切に密着させてください。
施術を受ける人にだけ音が強く聞こえる 振動が体を介して聴覚に伝わる可能性があります。音の感じ方だけで、伝達経路や強さを特定することはできません。 施術者に伝え、不快であれば出力を下げるか使用を中止してください。
これまでにないガタつき・パチパチ音、出力の途切れ、焦げたにおい 機器の動作状態が変わったサインです。「キャビテーションが効いている音」とは考えないでください。 直ちに使用を中止し、説明書に従って電源を切って点検を依頼してください。
出力を止めても耳鳴りが続く、聞こえ方が変わる 評価が必要な症状です。 再使用せず、医療機関に相談してください。

40kHzは超音波なのに、なぜ音が聞こえるの?

「40K」は通常、機器の公称動作周波数を指します。実際には外装や接触面も振動し、別の周波数成分が含まれる可能性があります。感じ方には個人差もあります。その機種の音響測定なしに、聞こえる音を特定の高調波や気泡の大きさ、照射量に結びつけることはできません。

「80Kは40Kより必ず静かで穏やか」という説明も単純化しすぎです。音は振動子の設計、出力、肌との密着、外装、設定によって変わります。高い音が強いほど「脂肪が多く分解されている」という意味でもありません。

いつもと音が違うときは?

  1. いったん出力を止め、音がすぐ止まるか確認します。止まらない場合は使用を続けないでください。
  2. 説明書を参照し、ハンドピースとケーブルを確認します。メーカーの指示がない限り、異音の確認のために空中で作動させないでください。
  3. 指定のジェルと、無理のない十分な肌への密着を確認します。接触不良を出力アップで補おうとしないでください。
  4. 正常に作動し、不快感がない場合に限って再開します。痛み、めまい、耳の症状、やけど、予期しない反応があれば中止してください。

耳栓は安全確認の代わりにはなりません。 室内の音は軽減できても、体内で感じる音の強さや伝わり方は判断できません。耳鳴りが続くなら、再施術ではなく医療機関への相談が必要です。

よくある質問

音がしなければ、機器は動いていない?

いいえ。聞こえる音だけでは、加わったエネルギーや見た目の変化を正確に判断できません。説明書に沿った動作確認と、条件をそろえた結果の記録を使いましょう。

使用中の耳鳴りは必ず無害?

すべての機器や人に当てはまる答えはありません。不快なら中止し、症状が続く、または聴力に変化がある場合は受診してください。

ボディ用ハンドピースを耳の近くに使ってもいい?

その機種の説明書で明示された部位にのみ使用してください。頭部・耳・首まわりに自己判断で使用しないでください。

参考資料と本記事の範囲

本記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。お使いの機器の説明書に従い、症状や持病、使用の適否については資格を持つ医療従事者に相談してください。

前の記事
次の記事

コメントを残す